ゼロ金利の今でも貯金だけでお金を増やす方法があります

ゼロ金利ってなに?

日本はバブル経済崩壊〜金融危機などをきっかけにして1990年代から経済が低迷していました。よく、失われた10年や20年といわれている時代です。

現代の国家(政府)は経済政策として景気が良い時は加熱しすぎないように『金利を上げる』、景気が悪い時はテコ入れするために『金利を下げる』という操作を行います。

そして1999年から2000年にかけてに導入されたのが金利を限りなく『0%』に設定するゼロ金利政策です。2021年1月現在でも銀行の金利は三井住友銀行の場合で、普通預金・定期預金で0.001%〜0.002%(年利)となっています。

言うまでもないですが、100万円を1年間預金すると10円〜20円の利息が付く、というレベルになっています。

ゼロ金利だと貯金してもお金は増えません

この『ゼロ金利政策』ですが日本が世界で初めて導入したもので上記の通り約20年がたちました。

本来は日本銀行から金融機関(銀行)がお金を借りる時の金利が0(ゼロ)になり、結果として企業が銀行から借りる際の金利が下がって投資をしやすくしたり、個人も住宅などを買いやすくなり消費が活発化して景気が良くなる、という筋書きになってます。というかなってました。

そんな流れで1億円定期預金に入れても年間で2,000円しか金利がつかない世の中になっているので、銀行に預金してもお金を増やすことは出来ない、と言っていいと思います。

じゃあどうするのか、と言えば不動産や外貨、株式に投資しましょうとなるのですが、いわゆる金融商品は当然リスクが有ると同時にある程度知識があったとしてもプロである営業マンの言いなりになってしまう場合が多くて、私たち素人が気軽に手を出すべきではありません。

なので、よりリスクが少なくて自分が理解できる範囲内でお金を増やす方法を紹介したいと思います。

脳をお金が増える状態にする

まずは、人間は考えたことしか実現させられない生き物なので『100万円お金を貯めたい』『貯めることができる』と考えて下さい。一生懸命自分に言い聞かせる必要はなくて、理論的に正しいと思えればOKです。方法としては『目標を細分化する』のが簡単なのでおすすめします。

目標:4年間で100万円貯める

月に2万円貯金する
週に5,000円貯金する
日に720円貯金する

 

ちょっと誤差がでますがこれでOKです。

それができれば、月単位でも日単位でもいいのでどうすれば達成できるのか『方法』を考える土台ができますし、その方法を考えるようになると有益な情報がたくさん入ってくるようになります。これがの人間の脳の仕組みなのです。

例えば、あなたが引越しをすることになりました。『普段あまり気にしなかった』不動産情報に対して敏感になります。テレビやネットを見ていても不動産情報が以前より多く目に入るようになったり、街を歩いていると不動産屋の多さに気が付き貼ってある物件情報を見るようになります。

これは、不動産情報の実数が増えているのではなくて、あなたが何かを考えることで関連する情報に敏感になり目に入りやすくなっているのです。

脳が積極的・能動的に情報を取りに行ってる状態が出来上がっている証拠です。

お金は増やすよりも減らすことのほうが簡単です

100万円お金を貯めるんだったらどうやって増やそうか?

月に2万円余計に稼げば良いんだから日給1万円で2日働けば良いんだな。

この様に思いがちなんですが実際には結構厳しいです。普段やっている仕事や家事の他に丸2日間を新しい仕事に費やせるかとなると実行するのは簡単じゃないですし、何年も続けるのは果たして現実的でしょうか。

私ならば『新しく2万円稼ぐこと』よりも『今の生活の中から2万円捻出する方法』を探すほうに注力します。何故かと言うとコチラのほうが見つかりやすいでしょうし、無理も少なく続けやすいと思うからです。

週に5,000円なり日に700円の支出を減らすことが出来て、新たに労力や時間を使わなくて済むなら金額以上の価値があると言ってもいいでしょう。

・カフェでコーヒーを飲むのをやめる
・コンビニで買い物しない
・お酒を飲む回数を1回減らす
・毎シーズン洋服を買い換えない

いかがでしょうか。

スーパーのチラシを見比べて10円20円節約するのもいいですが、1杯300円くらいのコーヒーをやめるほうが遥かに効率がいいです。コレ以外にも格安携帯に変えれば携帯料金は5,000円くらい安くなるなど、見直せることろは沢山あります。

2万円とは言わず、よっぽど節約している人以外は月に3〜5万円貯金することも可能です。

この様に目標を細分化して考えるとできることは沢山見えてきますし、情報感度が高まるので新たにより効率的な方法を発見することもできるはずです。

そして、これをやっても時間もお金もかからないですし、あなたにリスクはありません。

是非、お試し下さい。

今後取り上げて欲しい事や疑問、質問などありましたらコメント欄にお願いします。

今日もお付きあいありがとうございました。