金運に頼らなくても何故かお金が沢山入ってきたバブル時代の話

バルル時代に社会人になっていた方じゃないとピンとこないかもしれませんが、今では考えられないくらい日本の社会にはお金が沢山ありました。ボーナスがどんどん上がってましたし、会社の経費も使い放題みたいな感じです。

そのバブルは経済史では1986年12月から1991年2月までの51か月間のことなので、そのころ20歳だった今の50歳位を境目に恩恵を受けたかどうか変わってくると思います。

今回はその時代にあった驚きのエピソードをネットから抜粋してまとめましたので是非お楽しみ下さい。

簡単に時代背景を書いておきますと、バブルの始まりの頃は東西冷戦(アメリカとソ連、資本主義国と社会主義国の覇権争い)の末期でそれも1989年に旧ソビエト連邦(ソ連)が崩壊して現在のロシアやウクライナ、ウズベキスタンなどが分離独立しました。

また、中国はほとんどの人が人民服を来て自転車に乗っており無数の自転車が走っている通勤風景がザ・中国という感じで今の発展した状態は想像もできない時代でした。

日本では国鉄がJR東日本・西日本などへ電電公社がNTT東西などへ分割民営化された時代です。総理大臣は中曽根さん、竹下さん、宇野さん、海部さんなどでしたが皆さん亡くなっていて、かなり懐かしい顔ぶれです。

では実際にどんな事が起こっていたのかを知ってびっくりして下さい。

バブル経済で私たちに起こったこと

サラリーマン

・月給袋(当時は現金支給だった!)が立つほどの収入だった
・ボーナスで1000万円もらった
・2年間の海外出張の手当だけで2000万円以上もらった
・接待で5~6軒をはしごし、30万円ぐらいずつ使った
・仕事の帰りには毎日タクシーを使っていた
・金曜日の仕事終わりに成田へ行き、週末は旅行していた

就活生

・会社説明会に行くだけで交通費を数千円もらえてプラスになった
・就活中のOB訪問のランチやディナーは鰻重やステーキ、寿司など豪華なものばかりだった
・会社訪問でいきなり採用と言われ、その後何度も食事や飲みに連れていかれた
・複数内定出るのが当り前で他社に行かせないためハワイ旅行で拘束する会社があった

その他

・銀行に預けておいて付いた利息だけで旅行資金を準備できた
・結婚してすぐに買った2500万円のマンションの時価が数年後1億円に上がった
・株で3ヶ月の間に600万円の利益が出た
・新車を3年置きに購入していた
・記念日には高級ホテルでディナーが定番だった
・どこに行くにも女性がお金を出すことはなく、プレゼントはいつもブランドものだった
・友達と夜ごはんを食べるためだけに香港に行っていた
・クルーザー遊びが流行っていた

いかがでしょうか?いまでは考えられないですよね。

その後、バブルが弾けたあとは御存知の通り現在に至るまで日本経済は『失われた30年』といわれる長期の低迷が続き、世界での存在感も薄くなり社会もどこか元気がなくなっています。

もちろんこういったお金のエピソードだけで良し悪しを判断することはできませんし、今の方が成熟して落ち着いた社会だと評価される方も沢山いらっしゃいます。

そして、バブルは2000年以上の歴史がある日本においてわずか5年ほどの短い出来事であって、それが起こった事自体が奇跡のような存在かもしれません。

でも、いろいろなエピソードを聞くと一度はこの様な派手な時代を体験したかったな、と思うのは私だけではないはずです。

今日もお付きあいありがとうございました。

取り上げて欲しい内容や疑問、質問などありましたらコメント欄にお願いします。