ゴールを正確に設定できれば投資でお金を増やすことは可能です

今回はこのサイトでは初めてとりあげますが『投資』についてのお話です。

1つだけ最初にお断りしておきますが、これを買えば儲かりますよといった必勝法ではありませんのでその点はご了承下さい。

投資を考える際には色々な要素があると思いますが、一般的にはこのようなところでしょうか。

もちろんどれも大切な要素だと思いますが、もしあなたが実際に投資をしようと思うのであれば絶対に知っておかなければならないこと、決めておく必要があることは大きく以下の3点かと思います。

これらをしっかりと行っておくことで失敗する確率を下げることが可能です。ですが私がみる限りこれらをやならい、知らない人が非常に多いのです。難しいことではないのでまずはこの3点抑えることができればそれだけでも他の人と差がつくと考えても大げさではなりません。

①　現状を把握する
②　ゴールを設定する
③　ゴールに合わせて商品を選択する

①　現状を把握する

投資を始めるには、まずは自分の現状把握が大切です。どれくらいの金額を投資に回せるのかを把握しましょう。
投資の種類によって、最初にどのくらいの金額が必要であるかが異なります。少額からできる投資、多額の資金を必要とする投資などさまざまです。いくら「この投資を行いたい」と考えても、初期投資として必要な資金を捻出できなければ、投資を始めることができません。また、目標金額を設定したとしても、投資が少額であるといつまでも達成できない可能性もあります。

現状把握には、バランスシートを利用するのがおすすめです。年間の収入と年間の支出を算出することで、1年間に貯蓄できる金額が判明します。そこから、いくらまでを投資に使えるのかを考えてみましょう。このバランスシートはネットで検索すれば数字を入れるだけで計算してくれるものが沢山ありますので、そういったツールを使ってみるのもオススメです。

②　ゴールを設定する

現状を把握したら、次にゴールを設定します。ゴールは『目的』と『金額』の明確化が重要です。

投資を行うと決めた際、なぜ投資を行おうと思ったのかを思い出しましょう。投資を行うと決めた際の理由を目的とし、最終的に得たいと思っている金額を設定します。目標の金額を設定すれば、どれくらいの資金を投じるかの明確化が可能です。

投資する目的としては住宅購入、結婚資金、教育資金や老後資金などが挙げられます。それぞれの目的によって、最終的にどのくらいの金額を得たいのかが変わるでしょう。例えば、結婚資金とするのであれば「結婚式の費用分」、教育資金であれば「大学の学費の足しにする」などです。定めた目的に合わせて目標金額を決め、ゴールを設定しましょう。

③　ゴールに合わせて商品を選択する

ゴールとして決めた目標や金額などに合わせて、どの投資を行うかを決定します。それぞれのゴールによって、合う投資は異なります。投資を開始する日からゴールまでの期間、得ようとしている金額などから投資を決定しましょう。

例えば住宅購入の頭金を得たいということが目的なのであれば、比較的短期間や中期間での利益を望むケースが多くなります。短期間や中期間であれば、FXや投資信託などの投資を選ぶことにつながります。一方で老後資金を得るという目的の場合、仮に投資開始日の年齢が50歳である場合、定年退職まで10年以上の期間があります。比較的ゴールまでの期間が長い場合は、リスクが少なく堅実に利益を得られるiDeCoなどを選ぶのがおすすめです。

この様に、投資を検討するのであればまずこの重要な3点についてしっかりと整理しておく必要があります。株が良いのかFXがいいのかといった手段も大切なのですが、事前準備はその何倍も大切だということ覚えておいてください。

個別の投資手法については次回以降でまとめていきますので、ご興味がお有りでしたらそちらも御覧ください。

今日もお付きあいありがとうございました。

取り上げて欲しい内容や疑問、質問などありましたらコメント欄にお願いします。